シジミチョウ-8


 タイワンクロボシシジミ

 2010年4月
 沖縄県


 これも小さなシジミチョウで前翅長は12mmほど。
林の中を飛び回ると翅表の黒と翅裏の白銀色がチラチラと光って見える。
 リュウキュウウラボシシジミ

 2010年4月
 沖縄県


 写真で見た時はもっと大きなチョウかと思っていたが、実際はとても小さなチョウだった。
タイワンクロボシシジミと同じくらいの大きさで、翅の裏表の色もよく似ているので最初は気がつかなかった。
同行の一寸野虫さんが見つけてくださり、本種と気付いた。
 上下の画像は別個体。
 ホリシャルリシジミ サツマシジミ

 2010年4月
 沖縄県


 西表島の林道で見つけたルリシジミ系の蝶。
こちらではルリシジミ系はヤクシマルリシジミだけが生息していると聞いていた。
あきらかにヤクルリではない翅色に一同色めきたって追尾した。
で、長い追尾の末にやっと撮れたのがこの画像である。
 台湾では普通に見られるが、こちらでは迷蝶で3〜5月に記録が多いそうだ。
 ※ホリシャルリシジミ?としておりましたが、八重山の蝶に詳しい方々から
サツマシジミではないかとご指摘いただきました。
ご指摘くださった皆様、ありがとうございます。
 
 キリシマミドリシジミ

 2012年8月
 三重県


 やっとなんとか納得できる画像が撮れた。
雌が目の前に降りてきてくれたのはとても幸運だった。
画像は上から3枚が雄で、一番下が雌。
ブルーグリーンの翅を煌かせながら飛ぶ姿は、とても美しい。
 タイワンツバメシジミ

 2010年9月
 2011年9月
 九州


 シバハギを食草とする、小さなシジミ。
ツバメシジミに似るが、第7室と中室内の3個の小黒斑が濃くて大きく、よく目立つ。
尾状突起が長いのも特徴のひとつ。
 一番上の画像は雌。2枚目は3枚目雄。
交尾体は左が雄、右が雌。
全て別個体。
 ゴイシツバメシジミ

 2012年7月
 九州


 国の天然記念物に指定されているシジミチョウ。
シシンランの花や蕾を食草としている。
高い木の上のシシンランにとまっているのを見つけたが、
遠い暗いでかろうじて種名の判る、証拠画像しか撮れなかった。
いつかまともな画像をゲットしたいものだ。
 オオゴマシジミ

 2011年7月

 これも昨年トライするも見ることの叶わなかった蝶。
今年は何個体かを観察できた。
画像は全て別個体で、翅表の斑紋と色彩から見て上2枚が♂、
下が♀ではないかと思う。
 ツシマウラボシシジミ・雄

 2012年9月
 九州・対馬

 
ツシマウラボシシジミがもしかしたら、絶滅しているかもしれない
という噂を知り合いの捕り屋さんからお聞きし、急遽フィールド仲間の
皆さんと生息地へ向かった。
 やはり噂は事実のようで、散々探しまわり、ようやく見つけたのは
この1個体のみだった。
 現地の鹿による食害の酷さは目を覆わんばかり。
早急な保護対策が求められる。
 近種のリュウキュウウラボシシジミと異なり
雄の翅表は美しいブルーに輝いていた。
 イワカワシジミ

 2013年6月
 沖縄県


 画像・上は擦れた個体で、かろうじて翅裏の草色が分かる。
飛んだ時に翅表の青紫が見えたので雄。
画像・下は、翅表から見て、雌の個体。
静止時にすぐ翅を開いてしまい翅裏を撮らせてもらえなかった。
 シロウラナミシジミ

 2013年10月
 沖縄県


 これも以前の遠征では見つけられなかった蝶。
ウコンやハナシュクシャを食草とし、食草からあまり離れない。
残念ながら、翅表を撮ることができなかったが、
艶のある青味を帯びた白色をしていて、とても綺麗だ。