ヤガ科-2

 シマケンモン

 2004年4月18日
 山口県防府市

 木の皮のようにも、鳥か何かの顔のようにも見える不思議な蛾です。
ヒイラギやネズミモチを食餌植物にしています。
 ハスモンヨトウ

 2003年11月7日
 山県郡戸河内町


 幼虫が大豆をはじめ多種の農作物に被害を与えるので、害虫として扱われています。
 しかし、翅の複雑で幾何学的なまるでスクラッチのような斑紋が美しく、目を奪われてしまいます。
 キクキンウワバ

 2003年9月7日
 廿日市市吉和

 この蛾も昼間に活動します。
翅に金色の部分と鱗粉の無い透明な部分があり、
金色の部分は陽の光にキラキラ輝いてとても綺麗でした。
訪花性の強い蛾のようです。
 フサヤガ

 2004年4月30日
 広島県東城町


 コンロンソウでスジグロシロチョウなどと一緒に吸蜜していました。
 甲冑を着込んだ厳つくて不思議な格好をしています。
腹端の形も変わっていて、イルカか鯨の尻尾のようにも見えました。
 アミメケンモン

 2004年6月6日
 広島県大朝町

 茶褐色の翅に複雑な幾何学模様のような白っぽい斑紋を持っています。
名前のとおりその模様は網目模様のようにも見えますが、私にはレース編みのようにも見えました。、
 ヒメエグリバ

 2003年9月30日
 呉市


 庭のサツキの葉の上にとまっていました。
最初は枯れ葉だと思ってしまいましたが、よく見ると肢が見えます。
 全く見事な擬態で、いくら眺めてもどちらが頭なのかわかりませんでした。
 オオシラナミアツバ

 2004年5月5日
 広島県呉市


 開長20ミリ程度の小さなガです。
下唇鬚が長く突き出して頭部の上側に廻り込んだ面白い風貌をしています。
 アオアツバ

 2004年8月21日
 広島県大朝町


 上のオオシラナミアツバと同じくらいの大きさのガです。
このガも下唇鬚が大きく突き出しています。
幼虫の食餌植物はマメ科のメドハギ、マルバハギです。
 キクセダカモクメ

 2004年9月15日
 岐阜県ひるがの高原


 旅行中、SAの壁にとまっているのを見たとき、シャチホコガの仲間かな?と思いました。
家に戻って調べてみましたが、該当する種がなかなか見つかりません。
『みんなで作る日本産蛾類図鑑』のBBSでお尋ねして、やっと正体が掴めました。 
 ソトウスグロアツバ

 2003年5月5日
 広島県呉市


  開長22〜23ミリ程度の小さな蛾です。
この蛾も最初、アツバの仲間と判らず、見当違いのツトガの仲間と思って調べてしまいました。