シャクガ-5

 コシロオビアオシャク

 2004年6月6日
 広島県大朝町

 名前に「コ」とついていますが、開長50ミリくらいの大きなガです。
アオシャクの仲間は美しいものが多いですが、その中でも上品なアサギ色をしていて、とても好きなガの一つです。
 ツマキリエダシャク

 2004年4月22日
 大分県


 画像では大きなガに見えますが、開長35ミリ程度のガです。
春型と夏型があるようで、春型の方が大きいそうです。
 ソトカバナミシャク・雌(画像・上)

 2004年4月30日
 広島県庄原市


 ソトカバナミシャク・雄(画像・下)
 2006年3月23日
 広島市安佐北区


 カバナミシャクの仲間はとてもよく似ていて、同定に悩みます。
体に比べ翅が長いのが特徴のようです。
地味な色合いのタイルに張り付いていて、パッと見にはタイルと一体化しているようでした。
 ウスアオエダシャク

 2004年4月24日
 広島市安佐南区


 窓ヶ山の8合目あたりでみつけた開長20〜25ミリ程度のガです。
暗い林の中では、真っ白く見えましたが、後で画像を見てみると灰色の帯状の斑紋があることがわかりました。
 ウスアオエダシャクではないかと思いますが、自信はありません。
 コヨツメアオシャク

 2004年
 広島県呉市


 開長が15ミリほどの小さなアオシャクの仲間です。
アオシャクの仲間は色や斑紋の美しいものが多く、フィールドで出会うと、とても嬉しくなります。
 ベニヒメシャク

 2004年8月21日
 広島県千代田町


 これも更に小さいガで、開長は11ミリ程度です。
赤紫の翅に黄色の斑紋、縁に青紫の帯のある姿は、小さなガながら、一度見たら忘れられません。
 モンオビオエダシャク

 2004年4月30日
 広島県庄原市


 なかなか名前が判らなくて、撮った後1年以上も放置していましたが、BBSへSさんが投稿してくださった蛾の画像から、名前が判明しました。
 キナミシロヒメシャク

 2005年5月5日
 呉市

 開長20mm程の小さな蛾です。
白い地色に薄黄色の漣のような帯紋の美しい、かわいい蛾です。
 ハスオビエダシャク

 2005年4月9日
 広島市安佐南区


 春に現れるシャクガです。
ブナ科、バラ科、ツバキ科やミズキ科と幅広い種類の葉っぱを食餌植物としています。
個体変異が大きな蛾だそうですが、この個体は翅に斜に入った帯紋が特徴的なスタンダードタイプでしたので、ので、すぐにこの蛾と判りました。
 ツマジロエダシャク

 2005年4月13日
 広島市中区


 この蛾の出現時期を見ると10月になっていて、どうも秋の蛾のようですが、この個体は4月広島市のど真ん中で見つけました。
 他の季節にも羽化するのか、それとも成虫越冬する種類なのか、興味深いです。