シャクガ-4

 フタナミトビヒメシャク

 2004年4月30日
 広島県西城町


 これも開長2cm程度の小さな蛾です。前翅後翅を横切る太い茶色の帯が印象的な蛾です。
 ナカキエダシャク

 2004年5月1日
 広島県芸北町


 薄い土色の地色に、褐色の濃淡のある波目模様、腹端を持ち上げる独特のスタイル、あまり大きな蛾(開長2〜3cm)ではありませんが、一度見たら忘れないようなインパクトがあります。
 アトヘリアオシャク

 賀茂郡大和町
 2004年5月23日


 緑色の翅の美しい蛾です。この画像を見た人が「まるで緑色のヒオドシチョウのようだ」と仰いましたが、同感です。
 昼間の蛾は思ったより敏感で、撮影に四苦八苦しますが、この蛾も例外ではありませんでした。やっと撮れた2カットの内の一枚です。
 ウスベニスジヒメシャクあるいはフトベニスジヒメシャク

 2004年19日
 広島県戸河内町


 このガを見つけた時には、カギバガの仲間かと思いましたが、調べてみると、なんとヒメシャクの仲間でした。
開長は25〜30ミリ程度、白銀色の翅に二本の筋の美しいガです。
両種は大変よく似ていて、外見上で識別するのは難しいそうです。
 ヨモギエダャシャク

 2004年6月6日
 広島県大朝町


 このガの幼虫はいろんな種類の樹木の葉を食べます。
開長45〜50ミリ程度の比較的大きなガです。
 チャエダシャク

 2004年12月11日
 広島県呉市

 12月半ばの時期に中型(開長40〜45ミリ程度)の蛾を見ることが少ないので、見つけた時とても嬉しくなりました。
公園の小さなオブジェの中にいたので、屈んで潜り込んで撮りました。
他人が見たら、何をやっているのだろうと思われるに違いないなぁと、一人苦笑してしまいました。
調べてみましたら、この蛾は晩秋に羽化するそうです。
 ナカシロオビエダシャク

 2004年6月10日
 広島市安佐北区

 櫛の歯状の触角がキラキラと美しく輝いていたのが、とても印象的でした。
 翅の斑紋がとても特徴的なので、すぐに種別が分かるだろうと高をくくっていましたが、思わぬ苦戦で、結局「みんなで作る日本産蛾類図鑑」さんのお世話になる羽目に・・
 オオアヤシャク

 2004年6月6日
 広島県千代田町

 開長6.5cmもある大型のシャクガの仲間です。
アオシャクの仲間だそうですが、緑というよりもグレーの美しいガでした。

※ 画像、中と下は黒化型で同一個体の表と裏。
 ミスジシロエダシャク

 2003年6月10日
 広島県戸河内町

 開長35ミリ程度の綺麗な蛾です。白地に薄グレーの筋がとても印象的でした。
 アカエダシャク

 2004年4月20日
 熊本県阿蘇


 これもギンイチモンジセセリを観察していて、見つけた開長40mmほどの蛾です。
クルマアツバ亜科の蛾だと思っていましたが、いつもお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の「蛾像掲示板」でお聞きしたところ、エダシャクの仲間のアカエダシャクと判りました。