その他のガ-2


 シロスジベニマルハキバガ
 (マルハキバガ科)

 2004年5月17日
 呉市

 体長6mmほどの小さな蛾ですが、橙色に白い線の綺麗な蛾でした。
 蛾というとどうしても毒があるのじゃないかしらとか、嫌われてしまうようですが、毒をもつのものは極僅かです。
 造形的な美しさは蝶たちに決してひけはとりません。
 メスコバネマルバハキバガ
 (マルハキバガ科)

 2006年3月23日
 広島県北広島町


 前翅長8〜9mm程度の小さな蛾です。
小さい上に木目の色合いに溶け込んでいるので、危うく見落とすところでした(^^;
 その名のとおり雌は翅が退化して小さくなっています。
 デコボコマルハキバガ
 
(ヒラタマルハキバガ類)

 これも前翅長10mmの小さな蛾です。
前翅が平たくなっていて、ぱっと見ると蛾の仲間では無いように思えました。
 食餌植物はコナラ。
 デコボコヒロズコガ(?)

 2007年8月7日
 島根県大田市

 体長8mm程の小さな蛾。
食事植物は朽木。
 ホソオビキマルハキバガ

 2006年8月29日
 島根県邑南町
 ブドウスカシバ・雌

 2007年6月3日
 広島県呉市


 パッと見、まるでアシナガバチのようなガです。
食餌植物はブドウ、ヤマブドウ、エビヅルなど。
前翅長は15mm程度。
 コスカシバ・雄 
 (スカシバガ科)

 2005年7月9日
 広島県北広島町

 ずっとこの蛾の仲間に会いたいと思っていました。透明な翅とスリムな体、黒地に黄色い線の入った姿は狩人蜂たちへの擬態でしょうか。
優れた擬態を持つ蛾に生き残りの為の戦略の凄さを感じます
 ヒメアトスカシバ・雄
 (スカシバガ科)

 2006年6月18日
 呉市


 前翅が褐色をしたスカシバガ。
前翅長10mm程度。
食餌植物はヘクソカズラ。 
 イボタガ
 (イボタガ科)

 2006年4月12日
 呉市


 開長10cm以上もある大きな蛾です。斑紋は複雑で美しく、一度は会って見たいと思っていました。
以前見つけた個体は、山の中の温泉の共同浴場に迷い込んだもので、前に入っていた人に叩かれてしまったらしく、残念な状態でしたが、今回は羽化して間もないようで、綺麗な個体でした。
 オビガ
 (オビガ科)

 2004年8月21日
 島根県金城町


 まるで厚手の毛皮のような翅です。 翅表の複雑な紋様は上質な毛織物のように見えて、とても美しかったです。
 体はまるまるとしていて、見るからに飛ぶのが苦手なようでしたが、案の定飛ぶというよりは落っこちるような飛び方で草の中に飛んで行きました。