その他のガ-1

 ゴマフボクトウ
 (ボクトウガ科)

 2004年8月21日
 島根県金城町


 ボクトウガの仲間の幼虫(テッポウ虫と呼ばれています)は木の幹にトンネルを掘るので、樹木を食害する害虫として敬遠されています。
しかし彼らの住む木は樹液をたくさん出すので、クワガタ類など樹液を好む昆虫が集まる木でもあり、昆虫好きには好まれるという側面も持っています。
 ホソオビヒゲナガ
 (ヒゲナガガ科)

 2005年6月9日
 広島市安佐北区


 体長10ミリ足らずの小さな蛾ですが、雄は画像のような自身の体より何倍も長い綺麗な触角を持っています。
 この触覚はとても切れ易く、画像の個体も左の触角は途中で切れていました。
 クロハネシロヒゲナガ

 2006年6月1日
 島根県旭町


 前翅長が6mm程度のとても小さな蛾です。
飛んでいると体長の数倍もある長い白い触角ばかりが目立ちます。
この蛾も昼間に活動し訪花性があります。
 クロオビシロフタオ
 (ツバメガ科)

 2005年7月12日
 広島県廿日市市


 フタオガの仲間特有の面白い格好で静止しています。
開張15mm程度、食餌植物はガマズミ、オオカメノキ。
 ハガタフタオ
 
(ツバメガ科)

 2004年4月18日
 山口県防府市

 高速道路のトイレの壁に逆さまに張り付いていました。
不思議なスタイルの蛾で、いつかは見たいなぁと思っていましたが、トイレの中はいささか場所が悪い気がします。
怪しまれてしまいそうで、ちょっと写真を撮るには気が引けます。
 ヒメクロホシフタオ
 (ツバメガ科)

 2005年8月22日
 広島県北広島町


 フタオガの仲間とは思わずに撮った画像ですが、これも蛾飢道談話室で、ご教示いただきました。
 この蛾も個体変異の大きい蛾のようです。
 ギンツバメ
 (ツバメガ科)

 2006年8月29日
 広島県安芸郡坂町


 白地に銀色の複数の横条の美しいガです。
開張は30mm程度、食事植物はガガイモ科の植物 ガガイモ、カモメヅルなど。
 クロホシフタオ
 (ツバメガ科)

 2006年9月28日
 群馬県安中市


 開張25mm、食事植物はガマズミなど。
よく似た種にヒメクロホシフタオなどがいる。
 
 オビカクバネヒゲナガキバガ

 2007年6月4日
 広島市安佐北区


 前翅長が8mmほどの小さな小さな蛾。
長い触角を前に伸ばした姿勢で静止することが多いようです。
 フジフサキバガ

 2007年6月4日
 広島県安芸郡

 まるでおじいさんのお面のような斑紋を持つフサキバガ。
前翅長は10mm程度。
フジ、ヤマフジなどを食餌植物とする。