サナエトンボ科 No.3


 ヒメホソサナエ

 2010年4月
 沖縄県

 
体つきのほっそりした華奢な感じのするサナエトンボ。
雄(画像上)は腹端が膨らんでいるが、雌(画像下)は先端まで細い。
 森の中の細流付近で見られた。
 石垣島・西表島だけに分布しているそうだ。
 ヤエヤマサナエ

 2010年4月
 沖縄県


 石垣島と西表島に生息する腹長45mmほどの中型のサナエトンボ。
雄(画像上・中 同一個体)は腹端が膨らんでいる。
雌(画像下)は腹部全体が雄より太めで、腹部の第10節と尾毛が黄色い。
 画像の雌は何かを捕らえて食べていた。
 ヒメサナエ・雌

 2010年8月
 山口県


 渓流のそばにとても小さくて華奢な感じのするサナエトンボがいた。
このトンボはオジロサナエと同じように幼虫は川を下り羽化しする。
成虫となって川沿いにさかのぼる習性がある。、
川の環境が上流から下流まで保たれていないと生息できないそうだ。
 モイワサナエ

 2013年7月
 山梨県


 2014年7月
 北海道


 サナエトンボのヒトスジ型は、なかなか一筋縄ではいかない。
北海道から中部山岳地帯に分布する本種。
滋賀県から岡山県に分布するヒラサナエ、
そして広島県と島根県に分布するヒロシマサナエがいる