サナエトンボ科 No.1

 ヤマサナエ・(上・雄、下・雌)

 2005年6月7日
 島根県江津市

 民家の庭先に大型のサナエトンボがいました。腹部の第8節の黄色い斑紋の形からからヤマサナエではないかと思います。
 オナガサナエ・雌

 2003年7月26日(画像・上)
 呉市二河川

 7月の終わりアカトンボの姿の多くなってきた川岸で、黄色と黒の縞模様のトンボを見つけました。
 ひどく弱って、川岸のフェンスにやっとという状態でしがみついています。
 産卵という大仕事を終えた雌なのでしょう。

 2008年7月5日(画像・下2枚)
 兵庫県


 こちらは羽化したばかりの雌。 同一個体。
 コサナエ・雌

 2005年6月7日
 広島県北広島町

 
タベサナエやヒロシマサナエより、ひとまわり小さなサナエトンボをみつけました。
 胸部前面側面の斑紋はタベサナエに似ています。遠くからの撮影でハッキリしませんが、時期からみて、コサナエではないかと思います。
 タベサナエ(雌・画像上)(雄・画像下)      

 2003年6月5日

 山県郡芸北町

 
サナエトンボ科のトンボは、トンボの中でもっとも同定の難しいグループではないでしょうか。
 この仲間をすぱっと、同定できるようになれば、かなりカッコイイなあと密かに思っています。
 ダビドサナエ(画像上・雌)(画像下・ペア)

 2005年6月7日
(画像・上)
 島根県旭町

 2006年5月(画像・下)
 広島県呉市


 同じDavidius属のクロサナエとよく似ているので、しばしば間違えられることがあります。
 詳しく観察するとダビドサナエには首の下部や下あごの横に小さな黄斑があるので、判別することができます。
 ペア画像では左側が雄、右側が雌です。
 
 ヒロシマサナエ

 2005年6月7日
 広島県北広島町

 以前は広島県のこの地域だけに生息する固有種と考えられていましたが、島根県や県東部でも観察されています。
 モイワサナエの亜種で、胸側面の黒条が途中で途切れているのが特徴です。
 画像の上が雄、下が雌です。
 ヒメクロサナエ

 2005年5月19日
 熊本県産山村

 小さな渓流にたくさんのヒメクロサナエがいました。
ヒメクロサナエは川の上流部の綺麗な流れを好むトンボです。
上の画像が雄、中央の画像は雌です。

 一番下の画像はカップルに割り込もうとする雄とで、三つ巴になったところです。
割り込み雄はしがみついて、なかなか諦めようとしません。