シャクガ科-1

 ユウマダラエダシャク
 (シャクガ科)

 2003年10月5日
 徳島県池田町


 黄色い体に黒い斑紋、白い翅に黒〜灰色の斑紋のあるガです。
 翅の斑紋は鳥の糞への擬態だそうです。
 
 カギバアオシャク
 
 2003年9月23日
 広島県安芸太田町
(画像・上)

 2006年10月26日
 広島市安佐北区
(画像・下)

 カギバガのように前翅の先端がカギ状になっていますが、シャクガの仲間です。
 緑色の翅はまるで墨流しでできた模様のように複雑で、よく見るととても面白いです。
 クロモンアオシャク
 (シャクガ科)

 2003年9月23日
 山県郡戸河内町

 “クロモン”の名前があるので、何処に黒い紋があるのかよくよく見ると、ありました!小さな褐色の紋が前翅、後翅に1個づつ、計4個。
薄緑色の翅の幾何学模様のような斑紋がとても綺麗です。
 キリバエダシャク・雄

 2003年10月19日
 山県郡芸北町


 ちょっと落ち着いたオレンジ色の翅と触角が印象的で美しく、思わず見とれてしまいました。
 この櫛型の大きな触角を見るたびに大好きだったファーブル昆虫記のオオクジャクヤママユの話を思い出します。
 シロツバメエダシャク
 (シャクガ科)

 2003年7月5日
 廿日市市吉和

 真っ白な薄い感じのする翅に、茶褐色のラインが2本。
 中津谷の清流の脇のシシウド(?)の花で吸蜜中でした。
 クロミスジシロエダシャク
 (シャクガ科)

 2003年9月23日
 山県郡戸河内町

 
シロツバメエダシャクはフィールドでよく出会うのですが、縞柄のあるこのエダシャクに会うのは初めてでした。

『相模之国自然スケッチ』の一寸野虫さんよりクロミスジシロエダシャクのかもしれないとのご指摘をいただきました。
ウスジロエダシャク
 (シャクガ科)

 2003年4月27日
 冠高原

 4月の終わりの冠高原はまだ肌寒く、ひっそりとした林の中の道の傍らの杉の木にとまっていました
 ヒロオビトンボエダシャク
 (シャクガ科)

 2004年6月29日
 広島市安佐北区

 変わった蛾がいるなぁと思って近づいてみると、羽化不全のようで、翅がくしゃくしゃになっていました。葉っぱの上で静止していましたが、この状態で飛べるのか、心配になりました。
よく似た種にトンボエダシャクがいます。
 幼虫の食餌植物はツルウメモドキ、マユミなどです。
 コガタツバメエダシャク
 (シャクガ科)

 2004年6月6日
 広島県千代田町


 ツバメエダシャクの仲間も類似種が多く悩むところです。しかしこの仲間は薄く透けた白い翅を持っていて、とても美しく私の大好きなガのひとつでもあります。
 後翅の薄黄色の縁取りや、小さな黒班も可愛いです。