シャクガ-2

 オイワケキエダシャク
 (シャクガ科)

 2004年5月23日
 賀茂郡大和町

 エダシャクの仲間も、いつも同定に悩まされています。
斑紋の特徴から、オイワケキエダシャクではないかと思いました。
 ビロードナミシャク

 2003年
 広島県安芸太田市

 一目見たら、忘れられない個性的で複雑な文様の蛾です。アジサイ科のヤマアジサイが食餌植物だそうです。
 ウスキオエダシャク

 2004年5月23日
 賀茂郡大和町


 白っぽい翅に綺麗な斑紋はまるでカットワークのように見えます。
 前翅、後翅の外縁の形も面白く、美しいと思いました。
 カバエダシャク

 2004年11月22日 
 広島県大朝町


 開長40ミリほどの綺麗なエダシャクの仲間です。
触角を隠していますが、よく見ると綺麗な櫛型をしていたので、雄ではないかと思います。
 ニトベエダシャク

 2004年11月22日
 広島県大朝町

 開長が35ミリ程度の濃淡の2種の褐色で塗り分けられたような翅の模様が面白いと思いました。
調べてみると晩秋(初冬)に羽化する蛾のようです。
フユシャクといい、シャクガの仲間には寒い季節に羽化するものがいて、虫好きにとってオフシーズンを楽しませてくれる、嬉しい連中です。
 ウスイロオオエダシャク

 2004年6月29日
 山県郡戸河内町

 
 開長60ミリ以上もある、大きなガでした。この画像ではわかりませんが、裏側から見ると赤茶色の濃淡の縞があり、まるで表とは別のガのようです。
 室内に入り込んで出られなくなったようで、バタバタしていました。
遠くから見たとき翅の裏側だけが見えたので、ヒョウモンの仲間かと思ってしまいました。
 フタツメオオシロヒメシャク
 
 2004年6月6日
 島根県金城町

 
 不思議な模様と大きな白い翅、外縁を縁取る淡いグレーの模様が美しいガです。
 緑の葉の上に静止している様子も何か神秘的で美しいなぁと思いました。
 ※ウススジオオシロヒメシャクとしておりましたが、蛾飢道盟友のY氏にご教示いただき訂正しました。
 
 ヒトツメオオシロヒメシャク

 2004年7月22日
 蒜山高原


 ウススジオオシロヒメシャクに良く似ていますが、大きさがふたまわり大きく、斑紋の色も全体的に濃い感じがします。特に目立つのは腹部の色が黒っぽいところで、女性的な感じのするウススジオオシロヒメシャクに比べ、男性的な感じがします。幼虫の食餌植物はイボタノキです。
 フタテンオエダシャク

 2004年6月10日
 広島県安佐北区


 このガを見たとき、自然の造形ってなんて独創的で、美しいのだろうと思いました。
いろいろな生き物達を見るたびにいつもそう思うのですが、このフタテンオエダシャクを見たときには、その思いを一層強くしました。
 ヒロバウスアオエダシャク

 2007年9月27日
 広島県三原市

 
開張40mmの大き目のエダシャク。
食餌植物は不明。