03'0217

2月、春にはまだ遠い里山に他の花々にさきがけて咲く可憐な花です。
まるで雪の妖精のようなこの花は、見る者を魅了し、また来年も会いに来たいという想いを強くします。


セツブンソウの自生地のひとつの八幡神社

セツブンソウ (キンポウゲ科)

 セツブンソウ(節分草)は立春の頃から咲き始めることから、この名が付いています。
 発芽から花が咲くまでに、栽培では3〜4年、自生の場合では4〜5年もかかるそうです。


うつむきかげんに咲く様も一層可憐に思えます。

 白い花びらのような部分は実は顎で、花弁は退化し黄色い蜜腺となっています。




八重咲きのほかに、変り咲きにピンクの絞りもあるそうです。

 
花びら様の顎は普通5枚だそうですが、4〜7枚のものもあるそうです。
 写真の花は7枚です。これも変わり花のひとつでしょうか?