II・西八幡湿原〜八幡高原(7月)

コアジサイ(ユキノシタ科)

ネジバナ(ラン科)


アサザ(ミツガシワ科)
朝咲いてその日の内にしぼんでしまう一日花です。
準絶滅危惧に指定されています。

牧野富太郎博士の句碑

「昭和8年6月4日、安芸の国山県郡八幡村におもむいた。
カキツバタが一面に野生し、それがちょうど花の真っ盛りに出会った・・・」
満開のカキツバタに感激し、花を採り、
自分のワイシャツを紫の花の汁をすり付けて染めたそうです。
また、「衣(きぬ)にすりし 昔の里か 燕子花(カキツバタ)」
と歌も詠んだそうで、その句が刻まれています。
(『ようこそ雪におおわれた尾瀬へ』のなかなかさんに教えていただきました。)


シモツケソウ(バラ科)
かつては八幡高原にたくさん咲いていたそうですが、
今はごく僅かに残っているだけです。

ヒメジョォンで吸蜜中のヒメシジミ


ヒヨドリバナ(キク科)
盛夏になると、アサギマダラがこの花を好んで集まってきます。

臥竜山麓のブナ