トンボ科 No.7


 キイロハラビロトンボ

 2010年4月
 沖縄県


 ヤゴは密林の暗い池や樹洞に溜まった水の中などで育つそうだ。
よく似た種にオオハラビロトンボがいるが、胸部の黒条紋で区別ができる。
 コフキショウジョウトンボ・雄

 2010年4月
 沖縄県


 ショウジョウトンボという名が付いているが、ショウジョウトンボの仲間ではなく、
オオシオカラトンボに近い種だそうだ。
 雄(画像上と中:別個体)は腹部が赤くで、顔が黒、胸部は青紫の粉を吹いている。
 オキナワチョウトンボ・雄

 2010年4月
 沖縄県


 翅がまるで鼈甲のように美しいトンボ。
南西諸島に来たら是非みたいと思っていた。
 頭上10mほどのところを群れて飛んでいる姿も非常に綺麗だった。
 タイリクショウジョウトンボ

 2010年4月
 沖縄県

 雄(画像上)は、頭の先から腹端まで真っ赤で、腹部背面に黒い筋がある。
雌(画像下)は胸部上面の両サイドと腹部背面の黒い筋の両側が白いので、腹部背面の黒い筋がとても目立つ。
奄美大島以南の南西諸島に分布している。
 ヒメキトンボ

 2010年4月
 沖縄県

 
ちょっと小柄な可愛らしい赤橙色のトンボ。
成熟するとかなり赤っぽくなるようだ。
1963年に与那国島で発見されてから、徐々に南西諸島に分布を広げているそうだ。
一番上の画像は未成熟雄。
2番目、3番目は同一個体で、成熟した雄。
一番下の画像は雌。
 ホソアカトンボ・雄

 2010年4月
 沖縄県


 西表島だけに生息する、ほっそりとしたアカトンボ。
ジャングルの中の小さな止水で縄張りを張っている。
画像の個体は腹部が赤く、胸部も少し粉を吹いていた。
 ハネビロトンボ・雄

 2010年4月
 沖縄県

 
 ずっと飛びつづけで止まる気配が無かった。
この仲間は当地にはいろいろ生息しているが、目視でハラビロトンボと思った。
とりあえずボケ画像を2枚UPすることにした。
 オナガアカネ

 2011年10月
 島根県


 毎年秋になると、シベリアなど大陸から飛来するアカネの仲間。
前額が白く、ちょっと見、マイコアカネに似ているが、
本種のほうが大きめで、胸部の斑紋も全く違う。
名前の「オナガ」は雌(下画像2枚)の生殖弁が長いことに由来する。
 アカスジベッコウトンボ

 2012年4月
 与那国島


 近年になって与那国島で発見され、最近は西表島や石垣島でも
発見されているらしいトンボです。
 なかなか綺麗なトンボさんです。
 スナアカネ

 2012年9月
 九州

 
アフリカ、南ヨーロッパからインドにかけて分布するトンボです。
複眼の下半分が青いのが特徴です。