トンボ科 No.5

 リスアカネ・連結

 2003年10月14日
 呉市

 リスアカネのカップル、上が雄、下が雌です。10月半ば、民家の庭先で他にも何頭かの雄がいて、隙あらばと、このカップルの雌を狙っていました。
 リスアカネ (画像・上は雄、画像・下は雌)

 2003年7月31日
(画像・上)
 2006年10月9日(画像・下)
 呉市

 
翅の先端に斑紋を持つ、赤トンボです。
ノシメトンボやコノシメトンボに似ていますが、成熟すると腹部が赤くなるので、ノシメトンボ(このトンボは成熟すると錆色になります)と区別できますし、胸部は黄色のままなので、コノシメトンボ(これは胸部も真っ赤になります)と区別できます。
 ナニワトンボ(画像 上・雄 画像 中・ペア 画像 下・雌)

 2005年10月23日
 愛媛県松山市

 大阪で発見されたので「ナニワトンボ」の名前がつきました。
雄は成熟すると青くなる世界にだた1種の赤トンボ(アカネ属)です。

 体の大きさはヒメアカネ程度で小さく、腹部もほっそりとした感じです。
観察中、彼らはさかんに池の中ではなく、岸辺草むらの中に打空産卵していました(画像・中) この行動はナツアカネ等他のアカネ属にも見られます。彼らは雨などによって卵が流され、孵化する時期になる水の中に到達することを知っているのでしょうか。
 キトンボ(画像・上は雄 画像・下は雌)

 2002年10月14日
(画像上)
 2006年9月20日(画像下)
 広島県庄原市

 からだも、翅の半分もオレンジ色、翅の輪郭もオレンジ色のトンボです。
 12月頃まで姿が見られ、晩秋の遅くまで活動するトンボです。

雌は羽化したばかりのようでした。

 ネキトンボ・(画像上は雌 画像中2枚は雄、画像下は交尾)

 2006年10月9日
(画像・上)
 呉市
 2007年9月12日(画像・中2枚、下)
 江田島市

 小さな池に翅の付け根が綺麗なオレンジ色をしたネキトンボがいました。
 木立に囲まれた池には、睡蓮など水生植物が生い茂っています。
 その中に立つ枯れ枝の先で縄張りを張っていました。
傍をタンディム状態のネキトンボのカップルが通るたびに、後を追いかけていました。
 
 画像の中2枚は同一個体です。
 オオキトンボ

 2005年10月23日
 愛媛県松山市

 愛媛県にお住まいのTさんにご案内いただき、オオキトンボの生息地に出かけてきました。
 午前中は時折小雨のパラつく生憎の天気でしたが、午後からは天気も回復し気温が上がると、たくさんのオオキトンボが姿を現しました。
 オオキトンボは広島県では見ることのできない希少なトンボですが、ここではたくさんの個体を見ることができ、絶滅が心配される種ということを忘れてしまいそうなほどでした。
 ムツアカネ

 2009年8月
 長野県茅野市


 小さな湿原にアキアカネをちょっと小さくしたようなトンボがいた。
良く見ると顔面が黒い。
そこでやっとムツアカネと気がついた。