トンボ科 No.4

 ヒメアカネ・雄
 2005年9月7日
 島根県赤来町

 秋の湿原に小さな赤トンボがいました。
 最初に見たとき、前額が白いのでマイコアカネかと思ったのが、このヒメアカネの雄です。
 ヒメアカネ・雌

 2002年10月14日
 山県郡芸北町

 
池の側の草むらでちいさなアカトンボを見つけました。
 画像では分り難いのですが、生殖弁が長く突き出しています。
 ミヤマアカネ・雄

 2002年8月16日
(画像・上)
 島根県津和野町

 2006年9月1日
 広島県北広島町

 翅に褐色の太い帯のある可憐なトンボです。
 緩やかに飛んでいるのを見ると、赤い縁紋がチラチラしてとてもきれいです。
 昔は結構目にしていたのですが、最近めっきり見かけなくなりました。
 ミヤマアカネ・雌

 2002年8月16日
(画像・上)
 島根県津和野町


 2006年9月1日(画像・下)
 広島県北広島町

 アカネ属のトンボは一体に、雄の方がきれいで目立ちますが、ミヤマアカネの雌は、雄に負けない美しさだと思うのですが、いかがでしょう?
 シックな色合に白の縁紋がなかなかおしゃれです。
 ノシメトンボ・連結

 2002年10月14日
 山県郡芸北町

 翅の先端に黒褐色の斑紋のある大型のアカトンボです。赤トンボといっても、成熟すると体は錆色になり、渋い感じがします。
 前が雄、後が雌です。
 ノシメトンボ・雄(未成熟)

 2003年6月27日
 賀茂郡大和町

 ノシメトンボも未成熟な頃には他のアカネの仲間とよく似た体色をしています。
 翅のノシメ模様と体の大きさで、ノシメトンボとわかりますが、コノシメトンボとよく似ています。
 コノシメトンボ・雄(成熟)

 2004年10月7日
 呉市

 ずっと、近くにこのトンボの生息地は無いと思い込んでいました。
それが思いもかけず、自宅の庭にいたのです。
 前回見つけた時同様、とても敏感でなかなか近付くことができませんでした。この画像を撮った後、近づき過ぎたのか、あっという間に飛んでいってしまいました(笑)
 アカネの仲間は判別が難しいですが、成熟すると頭、胸腹全部が赤くなりますので、ノシメトンボやリスアカネと判別できます。
 コノシメトンボ・雌

 2003年10月4日
 兵庫県龍野市

 高速道路のSAで見つけた、雌の個体です。敏感な雄に比べ、こちらは意外に警戒心が無いようでいともあっさりとモデルになってくれました。