オニヤンマ科
オニヤンマ・雌 2003年8月13日 島根県赤来町 オニヤンマは成虫になるまでに5年もかかるそうで、その間、幼虫の生活環境が保たれないと彼らの姿も見ることができなくなってしまいます。 近所でオニヤンマを見るたびに、「ああ、今年も会えたね」という気持ちになります。 雌の産卵はとても迫力があって、水面を腹端で叩く音はとても大きくて、ビックリさせられます。 |
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オニヤンマ・雄 2003年8月7日 山県郡芸北町 交通事故に遭ってしまったオニヤンマです。この時季、郊外を走ると事故に遭ってしまったトンボをよく見かけます。 輪禍の一番の被害者は昆虫ではないでしょうか。 |
カラスヤンマ 2013年6月 沖縄県 翅の大部分が黒褐色しているのが雌。 雄の翅は殆ど無色で、オニヤンマに良く似ている。 カラスヤンマはミナミヤンマの沖縄本島亜種。 |
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エゾトンボ科
エゾトンボ 雄(上と中の画像) 2005年9月7日 島根県 雌(下の画像) 2007年9月12日 呉市 県北の湿原などで見かけるのですが、今まで上手く撮ることができませんでした。 赤名湿原の木道の上で縄張りをパトロール中の雄に出会いました。 縄張り意識がとても強いようで、テリトリーに入ってきたシオカラトンボや、自分よりずっと体の大きいオニヤンマを追っ払っていました。 |
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コヤマトンボ・雄 2008年6月 広島県 渓谷の崖に悠々と旋回していた個体を見て、ヤンマの仲間かなと思っていたら、とても幸運なことに目の前の枝にとまりました。 胸部の黄色とメタリックグリーンの美しさに目を奪われました。 |
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トラフトンボ・雄 2007年5月9日 広島県東広島市 以前から狙っていたトンボでしたが、広い池を飛翔していてなかなかシャッターチャンスがありませんでした。 今年は別の生息地を教えていただき、ようやくカメラに収めることができました。 |
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オオヤマトンボ・雄 2007年9月21日 広島県東広島市 上のトラフトンボと同じ池を周回していました。 以前から大き目の池でこのトンボが飛んでいるのを何度も見ていましたが、ようやくなんとか種名のわかる画像を撮る事ができました。 いつ見ても常に飛んでいて、とまっている状態で観察した事が無く、撮影には大変なトンボです。 |
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タカネトンボ・雄 2007年9月5日 広島県北広島町 林の傍の細い流れと隣接する小さな池で縄張りを張っていました。 当初エゾトンボと思って撮影しましたが、エゾトンボの生息環境とは違うような気がして、もしかしてタカネトンボでは?と思うようになりました。 エゾトンボやヒロバネエゾトンボとよく似ていますが、雄は交尾器の形の違いで区別できるそうです。 エゾトンボは付け根が細くなく先が細いのですが、タカネトンボは付け根が細く先が太いという違いがあることをMさんからご教示いただきました。 |
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コエゾトンボ・雄 2015年7月 北海道 湖畔の水深の浅い葦原で出会った。 エメラルドグリーンの複眼と金緑色に輝く胸部がとても美しい。 北海道に棲息する。 |
キバネモリトンボ・雄
2015年7月
北海道
たまたま立ち寄ったコンビニに迷い込んでいた。
フィールド仲間が見つけてくれた。
本州中部の高地や東北以北の寒冷地に棲息するらしい。
北海道では低地では本種が、大雪山周辺や知床辺りでは近種のモリトンボが棲息しているそうだ。
翅の基部が濃い黄褐色をしていて、緑色の複眼と胸部の金緑色、腹部の黄色の斑紋がとても美しい。
少し弱っていたが、撮影の後、無事に飛んで行った。