モノサシトンボ科

 グンバイトンボ・雄

 2003年6月21日
 広島市安佐南区

 雄の肢の脛節が平たくなっている形が、相撲の行司の軍配に似ているところからこの名前が付きました。
 不思議な形をしていますが、テリトリーを争って他の雄を威嚇する時や、雌への求愛にこの白い肢を広げて見せます。
 グンバイトンボ・連結

 2003年6月21日
 広島市安佐南区

 交尾後連結して雄は雌の産卵を助けます。
上が雄、下が雌です。
 モノサシトンボ・雄

 2002年7月21日
 山県郡芸北町


 大型のイトトンボです。肢が白っぽいこと、腹節に名前の由来になった物差しの目盛のような青白色の斑紋があることで他のイトトンボと見分けることができます。
 モノサシトンボ・雌

 2003年6月8日
 賀茂郡大和町


 雄のように肢の形、色に変化が無く、雌雄の判別が容易です。
 この画像のように黄色っぽいタイプもいます。
 モノサシトンボ・連結

 2003年8月13日
 島根県赤来町


 前が雄、後が雌です。 腹部の青いリング状の斑紋がものさしのめもりのようなので、この名がついたそうです。中肢、後肢の脛節が白く少し広がっているので目立ちます。
 イトトンボのグループの中では大きいタイプです。
 リュウキュウルリモントンボ

 2013年6月
 沖縄県


 沖縄本島とその周辺の島に棲息する、モノサシトンボ科のトンボ。
樹木の茂る薄暗い林道脇の細流の傍に居た。
複眼や胸部の瑠璃色と腹端の黄色が目立つ。
スマートで綺麗なトンボだ。
 マサキルリモントンボ

 2013年10月
 沖縄県


 西表島と石垣島に棲息する。
リュウキュウルリモントンボと同じような環境を好む。