タテハチョウ科 VII
イワサキタテハモドキ 2012年4月 沖縄県 フィリピンからの迷蝶で、時々八重山で発生するようだ。 昨年秋に大発生し、今回見たのはその生き残りらしい。 タテハモドキなどと同じシソモドキやオギノツメなどを食草とする。 |
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リュウキュウムラサキ 2012年4月 沖縄県 黒地に大きな白斑を持つが、白斑の周囲が見る方向により青く輝く。 白斑を持つのは♂。 斑紋の特徴からフィリピン型か? |
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ヤエヤマムラサキ 2012年4月(画像・上中) 2013年10月(画像・下) 沖縄県 暗褐色の地色に前翅頂部に白い紋を持つ。 この蝶は♀の翅は青色に輝くが、♂はとても地味だ。 ♀は産卵後、卵が孵化するまで、卵塊を守るという性質があるそうだ。 |
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キベリタテハ 2012年8月長野県 信州遠征の度に撮り逃していた蝶です。 赤褐色の地色に金色に縁取られた翅が豪奢な蝶で、 まさに森林の女王の風格です。 丁度発生期に当たったものか、とても新鮮で綺麗な個体が 多く、目を楽しませてくれました。 |
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オオミスジ 2012年8月長野県 偶々、食事に寄った食堂の前にある杏の木の周囲を 飛ぶ姿を見つけました。 この蝶もなかなか生息地が判らず どこで撮影できるか気を揉んでいた蝶です。 食事の後、側の公園に入ってみたら まさに大量発生状態で そこらじゅうの杏の木に何頭もとまっていて すごく拍子抜けしました(苦笑) |
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フタオチョウ 2013年6月 沖縄県 雄は高い樹上でテリ張するので、撮影がなかなかに難しい。 その名の通り、ふたつの尾状突起を持っている。 食草はヤエヤマネコノチチ、クワノハエノキ。 沖縄本島にのみ生息する固有種。 |
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アカマダラ 2014年6.7月 2015年7月 北海道 サカハチチョウに酷似している上に、食草もほぼ同じという厄介な蝶。 エゾイラクサ、ホソバイラクサを食草とし草原や林縁などで見られる。 サカハチチョウと同じく季節型がある。 画像の上側2枚は春型。下の2枚が夏型。 ちょうど春型から夏型への端境期に当たったようで、 寒冷地ではまだ春型が残っていた。 低標高の温暖な地域では夏型が出ていた。 |
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アサヒヒョウモン 2014年6月 北海道 大雪山系の高山帯に棲息する蝶。 コケモモ、ガンコウラン、クロマメノキなどを食草としている。 陽が当たると灌木の上を活発に飛ぶが、 陽が陰ると活動を止め灌木に潜り込んでしまうので、 撮影に難渋した。 |
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ホソバヒョウモン 2014年6月 北海道 森林性の小型のヒョウモンで、山地の渓流や林道沿いでよく見かけた。 ヨツバヒヨドリやアカツメクサなどいろいろな花を訪れ吸蜜するので、 撮影するのにとても良いモデルさんだ。 |
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