セセリチョウ科 II

 コキマダラセセリ・雄

 2003年6月
(1枚目・雄)
 広島県
 2008年7月
(2枚目・雄)
 兵庫県
 2009年8月
(3枚目・雄、4枚目・雌)
 長野県

 梅雨時期、県北でヒメシジミに混じって観察できるセセリの仲間。
 日当たりの良い草原を好むチョウで、アザミなどで盛んに吸蜜している姿を見かける。
 地味な色合のものが多いセセリチョウの中で、明るいオレンジ色の翅がとても美しい。
 キマダラセセリ

 2009年6月14日
 広島県

 
黄色に茶褐色の斑紋が綺麗なセセリ。
年2化で、1化目は2化より大きい。
いろいろな場所で見かけるが、個体数は以外に少ない気がする。
 クロセセリ

 2003年5月21日
 熊本県

 南方系のセセリチョウで、近年徐々に生息域が北上しつつある。
 広島では見ることの無かったチョウだが、ここ数年急に姿が見られるようになり、定着も確認されている。
黒い翅のなかにくっきりとした白斑の印象的。
数年前、実家の庭のミョウガで育っているのを見つけた時は、かなり衝撃的だった。
 オオチャバネセセリ

 2002年7月21日
 広島県

 この時期、かなりボロボロの古い個体と、新鮮な個体とか入り混じっていた。
 近くでまじまじ見てみるとかなり毛深い。
頭部、胸部はビロードのような光沢があって地味ながらに綺麗なセセリだと思った。
 チャバネセセリ

 2002年10月6日
 呉市

 チョウの中でも地味めのセセリチョウ科(アオバセセリやギンイチモンジセセリといった例外もいますが)の中でも一番地味なのが、このチャバネセセリでは無いかと思う。
 斑紋も小さいし、色も茶褐色だし、でも複眼は大きくて黒いので、「南洋じゃ美人」タイプ?(古い!)
 イチモンジセセリ   
 
 2002年8月26日
 長崎県

 
ヒメジョンの花で吸蜜中のイチモンジセセリ。
 後翅に一列に並んだ白い斑紋があるので、この名の由来。
 我が家周辺でも、ヤマトシジミの次によく見かけるチョウ。
 ミヤマチャバネセセリ

 2004年4月21日
(1枚目・雄春型))
 熊本県


 阿蘇山麓の牧草地帯では多くの個体が見られ、ギンイチモンジセセリなどと縄張り争いをしていた。
他の多くのセセリチョウもそうですが、特に飛ぶスピードが早く、敏捷で撮影にはちょっぴり苦労した。

※その後、地元の山に生息している事に気付いた。

 2008年7月21日(2枚目・雌夏型)
 広島県


 第2化目の個体。
お腹が大きいので雌ではないかと思う。

 2009年8月(3枚目・雄夏型)
 広島県

 
 とても綺麗な個体だったので、発生したばかりと思われる。
 セセリ不明種

 2002年7月21日
 広島県北広島町


 この日たくさんのセセリチョウが飛んでいた。
 オオチャバネセセリやキマダラセセリ、コチャバネセセリなどを撮った写真の中に、この画像があった。
 チョウに詳しい方々に見ていただいたが、正体は未だ掴めていない。
 
その後、「私のチョウコレクション」の管理人のアブドゥさんより、『確定は出来ないけど低温型のイチモンジセセリの可能性が高い』との情報をいただきました。
アブドゥさんどうもありがとございました。