ジャノメチョウ科 I

 ヒメウラナミジャノメ

 2003年5月4日
 呉市

 
翅裏の波状の文様と、蛇の目模様とが、リズミカルで不思議な調和を形創っている。
 アメリカフウロの花で吸蜜中。


 下の画像は、ヒメウラナミジャノメの翅表。
 ジャノメチョウ     

 2002年8月26日
 山口県下松市

 阿蘇山や三瓶山の草原では姿をよく目にしますが、我が家の周辺ではあまり見かけない。
 明るい草原のような開けた場所を好むチョウのようだ。
 ヒメキマダラヒカゲ・雄

 2003年9月29日
 廿日市市


 瀬戸谷への入り口で、翅を休めていた。
 ヒメキマダラヒカゲは年一化のはずですが、6月から9月の終わりまでいつも新鮮な個体を目にする。
これは成長にばらつきのあるためだといわれている。



 ヒメキマダラヒカゲ・雌
 
 2003年6月29日
 広島県北広島町

 雌の翅色は雄に比べ、少しトーンの低いコントラストのはっきりしない感じがする。
 キマダラモドキ・雄

 2003年7月9日
 呉市

 裏翅の蛇の目と網目のような幾何学模様の美しい、キマダラモドキに会って見たいと思っていた。
 しかし、ジャノメチョウの仲間の名前は何でこんなに舌を噛みそうで似通ったものが多いのだろう。

 下の画像は別個体が翅を開いたところ。
 オオヒカゲ

 2003年7月15日
 廿日市市

 2009年8月
(交尾)
 長野県

 いつもあっという間に逃げられてしまったオオヒカゲだが、たくさんの個体に逢うことができた。
 とても音に敏感で、なかなか近付くことができず、やっと撮れた画像がこれ。
 オオヒカゲの名の通りとても大柄なジャノメチョウ。
 ヒカゲチョウ

 2005年6月9日
 呉市

 山道を歩いていると、足元からパッと飛び立つチョウがいた。
落ちていた獣糞にとまっていたようだ。
クロヒカゲとよく似ていますが、褐色の翅の色はクロヒカゲより薄く、見たときの印象は全く違う。
細かく見て行くと斑紋など翅の文様が微妙に違っている。
 このチョウは花に来ることは無く、樹液や獣糞に集まる。
 クロヒカゲ

 2002年8月28日
 大分県久住町

 子どもの頃、翅の蛇の目模様が、不気味で怖い感じがしていた。
 今は自然の造形の精妙さに、うたれる気持ちになるのは不思議なものだ。
 クロコノマチョウ・秋型・雌 

 200年11月
 呉市

大きな病院の入り口で見つけた。
このチョウの秋型個体は成虫越冬する。
今年の6月の半ばに越冬個体に会ったが、こんなに長生きするのかと驚いた。