アゲハ科 II
クロアゲハ・雌 2003年8月30日 呉市 ノウゼンカズラの花で吸蜜中。普段は吸蜜中でも羽ばたくので撮りにくいが、蜜腺が深いところにある花の場合、大人しく撮らせてくれる。 雌は前翅の地色が薄いので、翅脈がはっきりしている。 この個体は後翅外縁の赤斑が発達していて綺麗。 |
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クロアゲハ・雄(夏型) (画像・上) 2003年8月 呉市 夏みかんの木で待機中の雄。 きっと雌がやってくるのを待っているのだろう。 夏型雄の個体の後翅表には赤い斑紋が発達しない。 また後翅表の前縁に白い横帯(性標)がある。 クロアゲハ・雄(春型) (画像・下) 2006年4月21日 呉市 隣家のキンカンで育った子。 夏型に比べ、一回り以上小さく、後翅の赤斑が発達している。 |
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ナガサキアゲハ・雌 2003年10月11日(画像・上) 2006年5月11日(画像・下) 呉市 もともと南方系のチョウで、最近生息域が北上している。 尾状突起は普通ないが、南西諸島には有尾型も少数いるらしい。 ぜひ逢ってみたいものだ。 裏の夏蜜柑の木にいたナガサキアゲハの終齢幼虫に、目を付けていた。 何処で蛹になるか、毎日チェックを入れ、蛹化してからもずっと観察を続けた。 三つほどあった蛹はいずれも少し小ぶりだったので、きっと雄だろうと思っていたところ、予想通り全て雄。 羽化したばかりの蝶はいつ見ても綺麗だが、ナガサキの雄も惚れ惚れするくらいの美しさだ。 小学生の夏休みの科学研究には、ナガサキアゲハの成長の観察も面白いかもしれない。 蜜柑の葉っぱさえあれば、容易に育てられるし、幼虫が大きいので扱いも簡単だ。 ナガサキアゲハ・雄 2005年9月15日 島根県 |
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オナガアゲハ (上・雄 下・雌) 2003年8月21日 岡山県 林道を走っていると、林の縁のクサギの花にアゲハが数頭集まっていた。 後翅表の上部に白い横帯のあるのが雄で、後翅表の赤い斑紋の発達しているのが雌。 ちょうど恋の季節のようで雄と雌が追いかけっこをしていた。 オナガアゲハ 交尾 2004年6月12日 三原市 |
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カラスアゲハ・雄(春型)(画像・上) 2004年5月5日 呉市 綺麗な湧き水の流れる場所で見つけた。 とても綺麗な個体で前翅表の黒いビロードのような性標もはっきりとしている。 ミヤマカラスアゲハには良く出会っていたのですが、カラスアゲハの雄にはなかなか会えないでいた。 カラスアゲハ・雄(春型)(画像・中) 2005年5月11日 呉市 夏蜜柑の花に訪れた雄。 羽化してあまり経っていない美しい個体でした。このチョウも個体差が大きいようで、この子は特に青色鱗が発達していた。 |
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ミヤマカラスアゲハ・雄・春型(画像・上) 2006年5月21日 島根県 春型雄には後翅に白い帯のあるものがいる。 この雄を撮った日、林道で集団吸水する様子を観察することができた。 ミヤマカラスアゲハ・雄(画像・中) 2003年9月7日 安芸大田町 ミヤマカラスアゲハは日本に生息するチョウの中でも美しいもののひとつ。 特に夏型の雄は青緑色の鱗粉が発達していて、とても美しい。 雄の前翅表にはビロード状の黒い性標がある。 ミヤマカラスアゲハ・雄・夏型(画像・下) 2005年6月22日 島根県 |
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ミヤマカラスアゲハ・雌・夏型 2003年8月21日 庄原市 車に衝突してしまった、ミヤマカラスアゲハの雌。 今まで何度会ってもなかなか撮ることのできないチョウだった。 夏型のチョウは大きくメタリックな青緑色の鱗粉がとても美しい。 |
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ミカドアゲハ 2005年5月10日 呉市 年一回5月に羽化するチョウで、広島では1984年に初めて採集された。 オガタマノキやタイサンボクが食餌植物。 今まで生息地とされている場所へ出かけずっと探していたチョウだった。地元にも生息する事は聞いていたが、こんなに身近にやって来るとは思わなかった。 後翅裏の斑紋が赤いタイプと黄色いタイプがあるが、この子は黄色いタイプ。 |