ヤガ科-6


 ヤマガタアツバ

 2006年6月1日
 広島県北広島町


 かなり擦れた個体ですが、下唇髭が発達した独特の風貌が面白いなと思いました。
 体長は20mmくらい、幼虫はウツギやマルバウツギなどを食べるようです。
 アカテンクチバ

 2005年4月22日
 山口県下松市

 複雑な斑紋で、撮った時にはすぐに種名が判ると高をくくっていましたが、
その後全然わからず、お蔵入りにしていました。
 それが先日BBSに貼っていただいた画像を拝見していて、はた!と気が付きました(^^;
 ヤガの仲間ってホントに難しいです(汗)
 アヤシラフクチバ

 2005年8月2日
 長野県小諸市


 最初、ほぼ同色の柱と同化し白い帯紋だけが目立っていて、なんだろうと近づいてみて蛾だと判りました。
 開長は50mm程度の大きな蛾でした。
 幼虫はミズナラ、ブナ、クヌギなどを食べるそうです。
 カバスジヤガ

 2005年7月15日
 広島県北広島町


 これも撮った時には特徴がハッキリしているので判り易いと思っていましたが、そうは甘くありませんでした。
 この蛾の近種は似ているのですが、肝心のこの画像がかなり擦れた個体でしたので
、腎臓型の斑紋が薄れてしまっています。
ご教示くださった人によれば山地性の蛾だそうです。
うーーん、ヤガがやっぱり苦手です。
 ミツモンキンウワバ

 2007年9月27日
 広島県三原市


 イチジクキンウワバに酷似しています。
前翅の外横線などの微妙な違いで区別できるようです。
 前翅長は20mm程度。食餌植物はゴボウ、ニンジン、ダイズなど。
 ハイイロコヤガ

 2005年8月22日
 広島県北広島町


 灰褐色の翅に黒褐色のキザキザの帯紋がおもしろい蛾です。
コヤガの名のとおり開長は16、7mmしかありません。
 幼虫は苔などの地衣類を食べるそうです。
 ギンモンシロウワバ

 2005年10月2日
 広島県安芸郡坂町


 銀色の斑紋の綺麗な蛾です。
開長は30mm程度、幼虫はヨモギを食餌植物としています。
 カキバトモエ

 2005年8月31日
 広島県呉市


 庭に変なトモエガがいるというので、見るとカキバトモエでした。
翅裏はトモエガらしい斑紋とくすんだオレンジ色をしています。
やたらに敏感で、逃げまくるのでこんな画像になってしまいました。
 この個体は開長が60mmくらいで、カキバトモエとしては小柄でした。
食餌植物はネムノキなどです。
 ウスキコヤガ

 2005年8月26日
 広島県三次市

 
この画像を撮った時から、ずっとシャクガの仲間と思い込んでいたため、
正体がわからずにいましたが、ふともしかしたらコヤガの仲間?と思い調べてみて、
やっとウスキコヤガと判りました。
 コヤガは小さな蛾とのイメージがありましたが、この蛾は開長27mmとこの仲間の中では比較的大きな蛾です。
 マエテンアツバ

 2005年11月3日
 広島県北広島町

 開長20mmの小さな蛾で、個体意変異がとても大きいそうです。
アツバの仲間とあたりを付けて調べましたが、どうしても判らず(^^;
蛾飢道談話室でお聞きして、マエテンアツバと判明しました。
食餌植物はネムノキです。