ツトガ科・メイガ科-3


 キモントガリメイガ

 2005年6月28日
 広島県庄原市

 赤褐色の翅に黄色の紋のあるメイガです。
体をそらせる独特のポーズは一体どういう意味があるのか、いつもとても不思議に思います。
 キムジノメイガ

 2005年6月28日
 広島県庄原市

 ノメイガの仲間にしてはかなり大きい感じがしました。
開長は30mmあまりあります。
ちょっと擦れてしまい鱗粉が剥げた個体ですが、斑紋の無い文字通りの無地の翅が綺麗だなぁと思いました。
 幼虫はチシマザサを食べて育つそうです。
 トビイロシマメイガ

 2005年6月28日
 広島県庄原市


 赤紫色の翅と黄色の紋様、そして翅の外縁の黄色い毛がとても綺麗
でした。開長は20mm程度で、上のキモントガリメイガと同じくらいの大きさです。
 ツゲノメイガ

 2005年7月5日
 広島県庄原市


 ノメイガの仲間も美麗なものが多いですが、ツゲノメイガもそのひとつです。
開長は20mm程度、その名が示すように幼虫はツゲ科の植物を食べて育ちます。
 タイワンモンキノメイガ

 2005年7月5日
 広島県庄原市


 開長25〜30mm程度のやや大きめのノメイガです。
幼虫はノブドウを食餌植物としています。
 モンキクロノメイガ

 2005年7月5日
 広島県庄原市


 真っ黒の地色に白い紋のあるノメイガです。この蛾は翅色の個体差が大きいようで、
この個体のように黒っぽいものから薄めの黒褐色のものまでいろいろいるようです。
 開長は25mm程度、幼虫はノブドウ、ヤブガラシなどブドウ科の植物を食べて育ちます。
 オオクロモンヤマメイガ

 2005年8月1日
 長野県茅野市


 横岳近くの標高2250m付近にいた蛾です。
ガスがかかり風の強い中、しっかりと岩にしがみついていました。
 こんな環境にも適応している蛾がいるのだと感心してしまいました。
体長は15mm有る無しの小さな蛾です。
 ナカムラサキフトメイガ

 2005年8月22日
 広島県北広島町


 開長20mm少々の小さな蛾です。
カシワを食餌植物とするそうで、半円状に並ぶ斑紋がなかなか綺麗です。
 コブノメイガ

 2005年8月22日
 広島県北広島町


 メイガやツトガの仲間は小さいしので同定が大変ですが、とても綺麗な色や紋様のものが多く、
ついつい見つけるとシャッターを押してしまいます。
 このコブノメイガも綺麗だと思ったものの一つです。
開長は15mm程、イネ科の植物の害虫のようです。
 ノシメマダラメイガ

 2005年8月22日
 広島県北広島町

 体長が7mm程度の小さな蛾です。
幼虫の食べ物は米、クルミ、菓子など、貯蔵穀物を食害することで有名な蛾です。