シャクガ-3

 ホソバナミシャク

 2004年6月6日
 広島県千代田町

 
光に透けた翅に灰色のうろこのような斑紋のある美しいガです。ガは人に嫌われることが多いですが、このような美しいガもたくさんいます。造形的な美しさは他の昆虫達に負けないと思うのですが、いかがでしょう?
 ヒョウモンエダシャク

 2004年6月12日
 広島県大和町

 胡麻斑模様と、後翅の薄い黄色の色合いの美しいガです。
昨年出会ったときは、ムシヒキアブの仲間の餌食になっていましたが、今回は無事な姿で会うことができました。
 フタキスジエダシャク

 2003年11月7日
 広島県芸北町


 二川(ふたごう)キャンプ場の管理事務所の壁に、ヒメヤママユやキリバエダシャク等とともにとまっていました。
 翅の2本の黄色い筋と、翅の縁が綺麗な波型をしているのが、とても印象的でした。
 ウスゴマダラエダシャク

 2003年11月7日
 山県郡芸北町


 綺麗で上品な感じのする美しい蛾でした。いくら図鑑を調べても、何科の蛾なのかすらわかりませんでした。
 昆虫に詳しい方に教えていただいてやっと正体が判りました。
 シロフフユエダシャク・雄(画像・上)

 2006年2月16日
 岡山県吉備中央町


 岡山自動車道のPAに8頭もの個体が集まっていました。
同じ場所に集まっている同種の蛾に、これほど多様な斑紋のバリエーションが有る事にびっくりしました。
 フユシャクの中でも真冬というよりは早春に羽化する蛾で、この蛾を見ると春が近いのを実感します。








 シロフフユエダシャク・雌(画像・下)

 2006年3月4日
 呉市


 念願だった雌にようやく逢うことができました。
体長は10mm足らずで、とても小さいので、雄に比べなかなか見つけにくいです。
冬尺蛾の雌の翅は退化していて飛ぶことができません。
この時にも、この雌の傍に雄が来ていました。
 ナミスジエダシャク

 2004年4月5日
 呉市


 雑木林の中でキラキラと輝きながら飛んでいました。
『みんなで作る日本産蛾類図鑑』でお尋ねしたところ、ナミスジエダシャクであるとの御答えをいただきました。
 ありがとうございます。
 キマダラツバメエダシャク

 2003年9月6日
 豊田郡安浦町


 タイワンウチワヤンマ、ナニワトンボを探して池巡りしていた時に偶然見つけました。
 薄暗い池の畔の林の中で、ぺったり木の葉に張り付いていました。
 翅を横切る褐色の線が一番に目に飛び込んで来ました。
 エグリヅマエダシャク

 2004年4月18日
 山口県防府市

 この時期、フィールドを歩くと良く目にする蛾です。
この蛾もまるで西洋凧のようなスタイルをしています。
 シロオビクロナミシャク

 2004年4月22日
 大分県庄内町

 木陰をヒラヒラ飛んでいる姿は、小さなシジミチョウのように見えました。
 追いかけてみましたが、敏感でなかなか近寄らせてもらえません。やっと近づいてみると、開長2.5cmほどの小さな蛾でした。
 黒い翅は光の加減で青緑色にも見えるメタリックな輝きがあります。
 マルモンヒメアオシャク

 2004年4月22日
 大分県庄内町


 薄い青緑色の翅に白い線状文様の美しい、開長2cmほどの小さな蛾です。
 谷からの強い風に煽られしっかり木にしがみついているところです。