シャクガ-12


 シロテンエダシャク・雄

 2006年4月6日
 広島県北広島町


 大きなくし型の触角がとても綺麗な個体でした。
あまり特徴の無いエダシャクなので同定に苦労しますが、前翅外縁(第5室あたり)にある白斑から
この名前がついたようです。
 前翅長は20mm程度、幼虫の食餌植物はウラジロガシ、クリ、リンゴ、フジなどです。
 ナカモンキナミシャク

 2006年4月6日
 広島県北広島町


 前翅長12mm程度のやや小さめのシャクガです。
モンキキナミシャクととてもよく似ていて、いまだに私ははっきりとした区別がつきません(^^;
 幼虫はブナ科のミズナラを食餌植物としています。
 モンキキナミシャク

 2006年4月11日
 呉市


 前翅長12mm程度のやや小さめの蛾です。
ナカモンキナミシャク(上の画像)にとてもよく似ていますが、前翅外縁部の横線の曲がり具合で区別するようです。
 近所にナカモンキナミシャクの食餌植物であるミズナラが無いこともあり、モンキキナミシャクと同定しました。
 ちなみに幼虫の食餌植物は、コナラ、ミズナラ、カシ、クヌギ、シラカシなどです。
 ナカオビカバナミシャク

 2006年4月6日
 広島県北広島町


 Eupitheciaの仲間はとても似通ったものが多くて、いつもどの種なのか迷いに迷ってしまいます。
 この画像のガについてもあまり同定に自信がありません。
 この個体の開長は目視で20mm程度です。
 フタホシシロエダシャク

 2006年4月12日
 広島市佐伯区


 開長は20mm程度、遠くから前翅前縁の黒褐色の斑蛾目立ちました。
 ウスアオアヤシャク

 2006年4月12日
 広島市佐伯区


 開長40mm程度のアオシャクの仲間です。
黄色みを帯びた翅に焦げ茶色の横条の美しい蛾、よく似た種類に同じアオシャク亜科の
コアヤシャクやオオシロアヤシャクがいます。
 シタコバネナミシャク

 2006年4月22日
 広島市安佐南区


 前翅長10mm程度の小さなナミシャク。
前翅の合わせ目のところの赤い紋様が印象的です。
幼虫の食餌植物はクヌギ、イタヤカエデ、マンサク。
 シダエダシャク

 2006年4月27日
 

 開長30mm程度のやや小型の蛾。
幼虫はワラビを食餌植物としています。
 ルリモンエダシャク

 2006年5月3日
 広島県北広島町


 開長30mm程度、シックな翅の美しい蛾です。
食餌植物はコナラ、リンゴ、シラカンバなど。
 ヒゲマダラエダシャク

 2006年5月3日
 広島県北広島町


 開長50mmの大型の蛾。
名前のとおり、触角が濃い褐色と薄い褐色のマダラ縞になっています。
 食餌植物はミズナラ、カシワ、ブナ、チドリノキ、オオバボダイジュ、シナノキなど。