シャチホコガ-2

 フタジマネグロシャチホコ

 2004年7月21日
 広島県庄原市


 ガに興味を持って2シーズン目になりますが、シャチホコガとヨトウガの仲間の区別が判らず、種名を調べる時に苦労してしまいます。
 このガも苦労した中のひとつです。
ガの種ごとの基本的な違いが頭に入っていないせいだと思います。
 モンクロギンシャチホコ

 2004年7月21日
 広島県庄原市


 はっきりとした斑紋が特徴で、一目見たら次に出会っても必ず覚えていそうなガです。
 幼虫はナシやソメイヨシノ、ザイフリボクなどを食べるそうです。
 ウスイロギンモンシャチホコ

 2004年8月21日
 広島県千代田町


 とても小さいガですが、頭部や背中の房のようになった毛や、前翅の白い斑紋が綺麗で目立ちます。
SAレストラン前の垂れ幕の下部にとまっているのを、TODと2人がかりで撮っていたら、レストランの店長らしき人に不審がられてしまいました(汗)
 ノヒラトビモンシャチホコ

 2005年4月10日
 呉市

 
近所の建物の壁にたくさんとまっていてビックリしました。
灰色のモルタルの壁に同化していて、パッと見はこの蛾の存在は判りにくい感じです。
 翌日、同じ場所に行って見ましたが、一頭もいなくなっていました。
食樹はクヌギなどだそうですので、近くの山で一斉に発生したのかもしれません。
 ヘリスジシャチホコ

 2005年5月15日
 山口県玖珂町

 翅の部分はまるで木の木目のようで、体はふさふさの毛に覆われているというちょっと変わったスタイルのように見える蛾です。
 体長は35mm程度(開長は45〜50mmだそうです)でした。
 暖かい地域を好む蛾で、北限は埼玉県あたりのようです。
 カバイロモクメシャチホコ

 2005年6月17日
 広島県北広島町


 名前のとおり、まるで木目のような斑紋を持つシャチホコガですが、建物の外壁に止まっていると、擬態の意味が無いように思います。
 クビワシャチホコ

 2005年6月17日
 広島県北広島町


 これも木目のような模様のシャチホコガです。
 ヤスジシャチホコ

 2006年4月6日
 広島県北広島町


 5月頃から第1化が出てくるようですが、県北で4月はじめの出会いでしたので、時期的にどうなのかと考えてしまいます。
かなり擦れた個体でしたので、もしかしたら成虫越冬なのでしょうか。
幼虫の食餌植物はハリギリです。
 コトビモンシャチホコ

 2005年8月22日
 広島県北広島町


 最初私の苦手なヤガの仲間かと思いましたが、よく見るとシャチホコガの仲間でした。
 灰色の濃淡の斑紋が綺麗です。
コナラやミズナラ、クヌギなどのブナ科の植物を食餌植物とするようです。
 ハガタエグリシャチホコ

 2005年8月22日
 広島市安佐北区


 このガを見つけたとき、綺麗というのとちょっと気持ち悪いという二つの感覚が同時にありました。
相反する感想を持つというのは自分としてもあまり無かったことでしたので・・(^^;
 きっと羽化したばかりなのでしょう、翅なども全く擦れがありません。
背中などの毛並みのとても美しいのですが、毒がないと知っていてもなぜか触る気になれませんでした。
 幼虫はカバノキ科、カエデ科の木を食餌植物とするようです。