スズメガ-2

 ウンモンスズメ

 2004年7月23日
 岡山県新見市


 緑色の大変美しい斑紋を持っていますが、この画像では光線の具合か、綺麗な色が表現できていません。
 開長は60〜70ミリ、スズメガの仲間としては中型の部類に入ると思います。
 ケヤキやハルニレなどニレ科を食餌植物とし、5月から9月にかけて見られる蛾です。
 ベニスズメ

 2005年5月15日
 広島県廿日市市


 体の赤色の度合いは個体によって差が大きいそうですが、この子は赤みの強いタイプで、やや紫がかった紅色をしていました。
 開長は60mm程度、スズメガの仲間としては中型の部類です。
幼虫はアカバナ科、ツリフネソウ科、アブラナ科などたくさんの種類の植物を食草としています。
 クロスズメ

 2005年5月15日
 広島県廿日市市

 クロスズメという割にはあまり黒くないタイプの子でした。もっと黒いタイプもおり個体差が大きいようです。
前翅の細長い黒斑が見分けのポイントになります。
開長は60〜80mm程度、幼虫はマツ科の植物の葉を食べるので、マツの害虫として駆除されることも。
 モモスズメ

 2005年6月17日
 広島県北広島町


 開長が70〜90mm程度の大きな蛾です。クチバスズメに似ているので、どちらだろうと迷ってしまいますが、後翅の色や脚の色、前翅の横じま模様で判断しました。
 食餌植物はモモ、ウメ、サクラなどのバラ科の樹木などです。
 ビロードスズメ

 2005年6月28日
 広島県庄原市


 ホウジャクの仲間らしくちょっと小さめのスズメガです。とてもよく似た種類にミスジビロードスズメがいますが、大きさや前翅先の斑紋、背部のオレンジ色の毛束の数、前翅の外縁の丸みの差などを複合的に見て判断するそうです。
この子の場合かなり小さめで迷うところでしたが、背部の赤橙の毛束が2対あるので、ビロードスズメと判断しました。
 クチバスズメ

 2005年7月12日
 広島県安芸太田市


 クチバスズメはモモスズメとよく似ていますが、後翅の色や脚の色で区別できます。
どちらも大人しく、可愛い顔をしています。
 クロホウジャク

 2005年10月28日
 広島県呉市

 
ちょっと冷え込んだ日の午前中、紙袋の上で日向ぼっこをしていました。
 翅はボロボロで、かなりお疲れ気味の様子でした。
 オオシモフリスズメ・雌

 2006年4月22日
 島根県江津市


 ずっと会いたいと思っていた春先を代表する大型のスズメガです。
残念なことに車に轢かれてしまっていました。
お腹にはたくさんの卵が詰まっていたようです。
開長は120mmくらいあります。
食餌植物はソメイヨシノ、ウメ、アンズなど。
 クロテンケンモンスズメ

 2006年6月1日
 広島県北広島町

 目測で前翅長30mm程度のスズメガ。
食事植物はイボタノキ、トネリコなど。
最初見つけた時、スズメガと気付かないほどスズメガっぽくない地味系のスズメガです。
 コエビガラスズメ

 2006年7月12日
 広島県廿日市市

 前翅長40mmほどのスズメガ。
前翅外縁部の波目模様や、前翅前縁部の木目のような模様が綺麗です。
食餌植物はイボタノキ、トネリコ、シモツケ、ユキヤナギ、ハシバミ、ハナイカダ、ドウダンツツジなど多岐にわたる。